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2023年08月17日

ブログ 834、対馬市議会が 核の最終処分場受け入れ議決へ

 8月16日、対馬市議会の特別委員会が 核のゴミ最終処分場の受け入れを
賛成9人、反対7人、欠席1人で可決。9月12日の本会議でも、議長が賛成
すれば可決されるようだ。議員は19人。
 議会で可決され、市長がそれに従うと、第一段階の文献調査に進む。
しかし市長は、5月には「途中で止めるつもりで調査だけやる事には疑問
がある」 と発言した。しかし6月の議会の一般質問には 「議会や市民の
意見を参考にして決断する」と発言。
 今回の特別委員会の可決後には 「熟慮する」とコメントした。市長は
迷っているようだ。
 
 私はこの最終処分場決定までの順番に疑問を提起している。
今のスタートは、市町村に 手を挙げてくれ から始まる。このやり方は
議論する過程で住民の分断と対立が必ず生じてしまう。
 今までに3つの自治体が手を挙げたが、予想通り住民の分断と対立である。

 私は原発反対派であるが、発生している核のゴミは、他国で受け入れて
くれない可能性大と考えた時、どこかに決めなければならない。 だとすると
他国に対して交渉すると同時に、科学的に分析していくつかの候補地を定め、
国として腹の括って その自治体と交渉する、それが順番として妥当だと
考える。
 
 辺野古の基地は 科学的分析が不十分で決めたため 軟弱地盤に予定以上
の投資と時間をかけ、完成することすら分からない。 軍事評論家・小川和久
さんが提案しているキャンプ・ハンセンの方が、今からでも早く安くできる。
 
 対馬の住民が、最終処分場受け入れでは4ヶ所目の分断と対立になって行く
ことは明らかである。委員会の議決でも9対7と接近した数字から、大半の
意見がひとつになる見込みはない。
 市長が 熟慮して、名乗り出ないと決断することを望む。
感謝、三上元 拝。



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