2014年04月30日

ブログ269、大間原発の地元に変化!

新幹線で東京新聞の、こちら特報部、を見た。その記事のむすびは、あさこ・はうすに手紙を送って下さい、で結んでいる。用地買収に最後まで応じなかった母・熊谷あさ子さんが建てた家に小笠原厚子さんが住んでいる。郵便番号039 4602青森県下北郡大間町字小奥戸396、あさこはうす、小笠原厚子様。厚子さん頑張って住み続けて下さい!全国的に応援します♪水も無いとか。感謝、三上元 拝。
  


Posted by 三上元 at 10:51Comments(16)脱原発

2014年04月30日

ブログ268、中日新聞・力作の世論調査!

今朝、名古屋のホテルで中日新聞を見た。いつもは共同通信社の世論調査に乗っかるのが地方新聞だが、この調査は中日が独自に実施した。しかも有効回答1000人前後の世論調査が通常だが、有効回答数が5割多い1500である。さらに、原発・再稼働理由の選択肢を多くしている。だから、力作と評価した。
そこで、再稼働派は3割、反対派が6割と似たり寄ったりの結果だが、再稼働・賛成の理由として…
1に電力が不足する、2に経済が悪化する、3に料金が上がる、という三大理由にがっかりした。勉強不足、認識不足、判断力欠如の人達が賛成ではないか!我々反対派の宣伝不足、マスコミの伝え方の悪さとも言える。反省しよう!安倍総理もドイツの記者に、日本は隣国から電力の輸入ができないからと原発の必要性を述べたようだか、ドイツは輸入も輸出もしているが輸出が上回っているし、日本も発電能力で十分なゆとりを既に持っている。城南信用金庫理事長・吉原毅さんの著書を早く読め、と叫んだ!
我々のこれからは、三大理由を信じてしまって新しい情報を得ようとしない勉強不足か石頭かアヒル頭の人達に、どうやって理解を得るかが大きな課題である。これは昨日の私の名古屋での講演でも述べた!私の講演を二時間聞いて頂いた衆議院議員近藤昭一さんに感謝。
さて、力作の世論調査に注文したいことがある。再稼働反対の理由に、高コストだから、が無い。それは回答の選択肢に無いからである。次の世論調査には、その選択肢を入れて欲しい、と要望してこのブログを終わります。感謝、三上元 拝。
  


Posted by 三上元 at 10:10Comments(3)脱原発

2014年04月20日

ブログ267、原発には愛がない、と訴える本!

ある友人から、皇族のほとんどの人は脱原発です、という話を聞いた。そこで先ず読んで見た本が・…これが結論!日本人と原発、竹田恒泰著、小学舘101新書だった。竹田恒泰さんは明治天皇様の玄孫、孫の孫である。高校時代に原発の勉強をする機会に恵まれ、大学で藤田祐幸先生、広瀬隆さんと並ぶ脱原発の草分け、に出会う運命の人物である。
この本は訴える…1、原発を管理できると思うところに人間の傲慢さを感じる。日本人には大自然を力ずくで克服する発想はない。日本人は大自然を畏れ、大自然の恵みをいただき、生かされている、という気持ちで生きてきた。
2、原発には愛がない。日本は宗教戦争の経験がない国。日本は和の国なのだ。世界の人たちに、和を言い換えれば、愛になる。原発は多くの人たちの被曝労働によって支えられている。そこには愛がない。多額の交付金にものを言わせ、財政の弱みにつけこんで誘致させる。そこにもやはり愛のかけらもない。
3、ガス・コンバインドサイクル発電は、原発に比べ、建設費は十分のいち、建設期間も十分のいち、熱効率は2倍だから、こちらがいいに決まっている。太陽光や風力に頼らなくても、すぐに原発を止められる。・…などなど。
私は真珠湾攻撃の前年、1940年・紀元2600年の式典で披露された昭和天皇のおつくりになった詩を連想した。…天地の神にぞ祈る 朝凪の海のごとくに 波たたぬ世を・…浦安の舞として浜名湖西岸の女河八幡宮の秋の大祭に毎年、聞く詩である。あの時も天皇陛下は日米戦争を望まなかったのだ。今 日本の最大の選択たる原子力発電も天皇陛下はじめ皇族のほとんどの人は、止めて欲しいと思っている気がする!感謝、三上元 拝。
  


Posted by 三上元 at 00:03Comments(3)脱原発

2014年04月18日

ブログ266、函館市長からの電話

4月18日夕方、工藤・函館市長から、激励ありがとう、の電話が入った。
避難計画が作れない所に原発は許せない、古い建設基準での工事着工は許せない、周辺市町村の同意無き原発は許せないと訴えています。北海道の市長会が応援してくれています。議員や周りの市長の同意が得られたのは大間原発だけの議論にしたことだと思います。道知事はこの訴訟に何のコメントもしてくれません。とのことでした。私は、損害賠償保険に入らなければ原発は認めない、を加えて下さい、とお願いした。
激励の便りがいっぱい来ているようですが、もっと激励しましょう!メールで、手紙で!感謝!
  


Posted by 三上元 at 16:33Comments(0)脱原発

2014年04月13日

ブログ265、経済人の書いた脱原発の本

4月10日、まさにこの本の発行日、市役所に1冊の本が贈られてきた〓城南信用金庫・理事長・吉原毅さんの書いた、原発ゼロで日本経済は再生する、と題した角川書店発行の本である。原発ゼロを主張する学者や政治家の書いた本は山ほど出版されているが、経済人で、現役で、しかも金融機関のトップで、信用金庫の草分け城南信用金庫の理事長が書いた本である。
ほんの少し抜粋してみたい…1、企業の自家発電は震災後、原発10基分・1000万キロワットを超える設備が増設され、もはや電力危機はない。まさに今、原発ゼロで日本は復活している。2、原発は 地球温め器である。発電で生じる熱の70パーセントが海を温める。3、夢、勇気、笑顔が、今こそ日本に必要です。
勇気とは、自分を犠牲にしてでも人のために戦える、くじけぬ心。・…
この本を経済界の人たちに読んでもらう努力をしようではありませんか!
また昨日の夕方のテレビが原発がストップして2年から3年たった原発周辺の海の中を報じていた。原発が稼働中に全く海藻がなくなっていたが、みるみる海藻が復活している。理由は、海から海水を取り入れる時には、微生物や小魚が海中にいっぱい存在する生きた水なのに、冷却水として活用される時に高温となり、微生物が死滅して死の水が排出されるから周りの海には海藻が育たない、とある科学者が解説していた。
頑張りましょう!ゼロまでは!感謝、さらばまた!三上元 拝。
  


Posted by 三上元 at 18:53Comments(0)脱原発

2014年04月04日

ブログ264、大間原発・建設中止訴訟スタート

4月3日、函館市が大間原発の建設中止を求める訴訟に踏み切った。これはビッグニュース、快挙だ。
第1に、議会の同意を得られたという点に敬意を表したい。湖西市では、脱原発首長会議の年会費3万円や非核宣言都市の年会費6万円も議会は激論の末、同意しない。粘り強く工藤市長は議員の説得にあたったと推定します。
第2に、自治体が原告になる初めての原発差止め訴訟なのです。私が原告の1人に加わっただけで、初めて加わった市長、吉原さんを初めて加わった金融機関の理事長と新聞は注目してくれた。それを一桁上回る大きな影響です。
第3に、国から意見も求められず、迷惑料である交付金ももらえない原発周辺自治体の怒りを代弁した訴訟なのです。30キロメートル以内なのに地元扱いしてくれないのは許せない、の気持ちが私にも良く解る。
そこで、原発ゼロを目指す全国の皆様、函館市に激励のメール、手紙、はがきを出しましょう。河合弘之弁護士にも激励のメールなどを…。私も今夜、書かせて頂きます!感謝、脱原発・首長会議世話人、三上元 拝。
  


Posted by 三上元 at 15:19Comments(5)脱原発