2011年09月27日

ブログ48、牧之原の英断、その2

思えば4月21日、県の市長会で私が、浜岡原発を止めるべし、と発言した時、同調する市長はいなかった。しかし6月には、浜岡原発の廃炉を求める首長は県内で吉田町、下田市、焼津市が加わり四市町になった。市町の議会も廃炉を求める議決は伊豆市、東伊豆町、松崎町、牧之原市の4市町になった。野田総理は元々は原発推進派らしく新しい原発は難しいでしょう、原発の輸出はしたいとか、煮え切らない。国論二分、県内の首長や議会の意見も二分、中央の政治家も二分している。みんなで政治家に問いかけましょう、あなたはどっちなの?と。感謝、9月27日昼、三上元 拝。

  


Posted by 三上元 at 12:45Comments(5)脱原発

2011年09月27日

ブログ47、牧之原市議会の英断

9月26日牧之原市議会が浜岡原発の永久停止を求める決議をした。歴史に残る英断だ!原発10キロ圏内の地元四市の一つの決断は重い。一方で、建設中の原発を抱える山口県上関町長選挙で原発推進派の町長が1800票対900票で圧勝した。また原発が17基ある若狭湾の高浜町議会は、原発堅持を求める意見書、を12対1で可決した。国論二分の今、あなたの出番です。私も頑張ります。感謝、9月27日、三上元 拝。

  


Posted by 三上元 at 08:29Comments(0)脱原発

2011年09月25日

ブログ46、トリウムの亀井敬史博士

9月23日、浜松で亀井たかし工学博士を五人で囲んでトリウム溶融塩原子炉の話を聞く機会に恵まれた。亀井先生は立命館大学総合研究機構の研究員であり、国際トリウムエネルギー機構の日本代表である。私のメモには〓1、トリウム溶融塩原子炉は今再び注目されています。中国も急遽研究予算を300億円付けました。
2、長所はa、福島のように爆発しない。b、1万キロワット以下の小型でもよい。c、核のゴミ・核廃棄物は原発の1000分の1。d、今残って困っているプルトニウムを活用できる。e、ウランよりいっぱい存在する。f、発電単価は原発よりも安い。
3、欠点は a、ガンマ線が強く扱い難い。b、少ないが核廃棄物は出る。c、原爆は作れない。d、まだ認知度が低く実験炉すら無い。
4、1000キロワットの小型実験炉を3年以内に作り、10年後には実用化したい。〓
私、三上は小出裕章先生を訪問した時、ガンマ線が強く実用化は難しい、と述べていたことを思い出した。しかし、プルサーマル計画にお金を費やすよりも、こちらのほうがよっぽど夢がある、と感じた。感謝、9月24日、三上元 拝。

  


Posted by 三上元 at 06:21Comments(3)脱原発

2011年09月24日

ブログB1、ボランティア日本一へ

心の優しさ、志の高さで世界一の湖西市にしたい。その第一歩として、ボランティア日本一の湖西市にしましょう!とご提案頂きました。
今年スタートした新湖西市総合計画で、市民協働による まちづくりを掲げました。日本一に向けて、どこをどう変えてゆくのか、助言頂ければ幸いです!感謝、9月24日、三上元 拝。

  


Posted by 三上元 at 11:30Comments(2)地方政治

2011年09月23日

ブログ45、原発が学園祭のテーマ

この10月1日2日に行われる私立豊川高校の学園祭のテーマの一つに原子力発電所を大きく取り上げるのだからビッグニュースだ!
そして9月10日に豊橋市で開かれた私の講演を最前列で20人程が真剣に耳を傾けてくれた。しかも感想文まで14人が送ってくれた。
10月2日の講師にはビッグネーム広瀬隆さんだ、やるではないか。そして私の、脱原発のメッセージを1500枚学園祭で配ってくれるのだ。私も10月2日訪問するつもりである!感謝、9月23日朝、三上元 拝。

  


Posted by 三上元 at 10:11Comments(1)脱原発

2011年09月17日

ブログ44、原発 1基 1兆円時代へ

今、建設中のフランスの原発は大型旅客機が追突しても良い構造と聞いた。だから、1基1兆円らしい。40年使い、稼働率70%なら発電単価にどれだけ影響するか?大雑把には3円高くなります。わり算だけで中学生が計算できます。1兆円を40年で割ると250億円。365日で割ると1日に6800万円。24時間で割ると1時間当たり285万円。出力100万KWで割ると 2、8円。稼働率70%で割ると4円KWH。今まで作ってきた平均の初期投資額は2500億円以下なので、KWH当たり1円の減価償却費から見れば、3円高くなります。立命館大学大島堅一教授の算出したKWH 12円は15円に変更したくなります!要するに、新しい原発は高く付くからやめるべきなのです。感謝、9月17日夜、三上元 拝。

  


Posted by 三上元 at 19:10Comments(3)脱原発

2011年09月17日

ブログ43、フランスも国論2 分か

9月12日フランスの核廃棄物処理場で爆発事故が発生し、1人が死亡四人が負傷した。来年の大統領候補の1人、緑の党のエバ・ジョリ氏は、脱原発の時が来た、と語り、同じく大統領候補の社会党のオランド氏は、長期的には脱原発、と発言したことを、9月14日の静岡新聞が伝えている。地震が無いフランスでも大論争になってきた。来年の大統領選挙に注目しよう!感謝、9月17日昼、三上元 拝。

  


Posted by 三上元 at 11:38Comments(0)脱原発

2011年09月13日

ブログ42、浜岡廃炉に県民は互角

暁の西の空に中秋の名月を見ました。感謝。9月10日の静岡新聞によれば、静岡県民320人へのアンケートで、今後全国の原発をどうすべきか?の問いに、83%が即全廃か段階的に減らすと圧倒的に脱原発だ。しかし、浜岡の再稼働は?の問いには、認めないが146人、再稼働せよが148人と互角である。〓これは大変だ、このブログを見た人は10人以上に語りかけ、廃炉の声を6割7割に高めましょう。感謝、9月13日朝、三上元 拝。

  


Posted by 三上元 at 07:17Comments(3)脱原発

2011年09月12日

ブログ41、首長の66%が脱原発

9月11日の静岡新聞によれば、共同通信社が8月に1ヶ月かけて行った全国1793自治体へのアンケートで95%の1697自治体が回答した。原発の新設増設 についての問いに、38%が 認めない、27%が認めず早期廃止、1%が直ちに廃止であり、これらの合計は66%だ。安全性が確認できれば認める、は17%だった。作りつつある大間原発は新設かが 間もなく争点になる。みんなで発言しよう。感謝、9月12日中秋の名月、三上元 拝。

  


Posted by 三上元 at 22:00Comments(0)脱原発

2011年09月12日

ブログ40、田勢康弘氏の講演

8月30日浜松で、BS Japan 土曜日の週刊ニュース新書に登場しているジャーナリスト田勢康弘氏の講演を聞く機会に恵まれた。田勢さんは、今 日本で最も重大な論争は原子力発電所問題だ、として講演時間の大半をそれに費やした。その中で、やっぱりか、と思ったのは〓原子力発電所や原子炉の事故はどの国もウソをつき隠してきた歴史であった。原子力潜水艦の事故は軍事機密として隠されたままである。世界中の海底は原子力潜水艦が沈んでいる可能性がある、日本海は危険かもしれない〓と。
またビックリしたのは〓チェルノブイリの事故から25年だが、今もその後処理に4000人が働いているのですよ。〓と語ってくれた。
また、私は 9月10日に豊橋市で9月11日には浜松市での脱原発の集会に参加しスピーチした。感謝、9月12日深夜、三上元 拝。

  


Posted by 三上元 at 01:22Comments(0)脱原発

2011年09月05日

ブログ39、核のゴミをどうするか

9月5日毎日新聞2面の風知草で山田孝男氏が、自分のゴミは自分で、と題して〓 2004年に霞ヶ関で、19兆円の請求書、と題する文書が話題になった。バックエンドコスト要するに使用済み核燃料という核のゴミの問題だ。2009年11月、福島県議会議員が使用済み核燃料はどうするのか?の質問に対し、資源エネルギー庁の課長が、それは電力会社が考えることです、と答えた。新首相はバックエンドについて何も語っていない。経済産業省のこの無責任を正すべく、ドロくさい挑戦を望む。〓と発言している。
バックエンドコストは2004年時点で19兆円、今40兆円とも言われている。この増え続ける核のゴミをどうするのか、原発の大きな論点である。10万年後の安全・オンカロなる映画を見て欲しい。感謝、9月5日朝、三上元 拝。

  


Posted by 三上元 at 09:26Comments(5)脱原発

2011年09月03日

ブログ38、浅野史郎教授の発言

月刊ガバナンスの9月号で、慶應義塾大学教授、前宮城県知事、浅野史郎氏が次のように発言している〓今止まっている原発を今年中に再び稼働させるのは難しいと思う。再稼働の動きの中で住民がどんな行動をするのか、それは民主主義の問題に行き当たる。日本の民主主義の進化を見定めたい。〓と。
昨日、豊橋市に慶應義塾の新しい塾長に就任した清家篤氏を招き、講演会が開かれた。その夕食会で、私も三分スピーチが許された。〓脱原発の記事で愛知県の新聞にも最近は登場している湖西市長の三上がこの私です。〓の挨拶に拍手がある最近である。この半年間で、脱原発派は半々から八割へと変化した。野田佳彦総理も、新しい原発は作らない、とは発言している。作りつつある大間原発は、どちらなのか、重要な選択である。
感謝、9月3日夜、三上元 拝。

  


Posted by 三上元 at 21:42Comments(0)脱原発

2011年09月02日

ブログ37、月刊ガバナンスに載る

4月から8月にかけて、湖西市へわざわざ取材に来てくれた記者は20人ほど居るが、1番しっかり私の意向を伝えてくれている記事である。月刊ガバナンス、9月号の4ページにわたる記事を是非ともご覧頂きたい。
今、日本の重要な選択、それは原発である。政治家はこの問題で自分の意見を述べる義務がある。
また、中日新聞、9月1日の社説を読んで欲しい。若狭湾には戦国時代、巨大な津波が来ている。そこは原発銀座と呼ばれる。浜岡の次なる争点はここ美浜町、高浜町と函館の南に建設中の大間原発である。感謝、9月2日昼、三上元 拝。

  


Posted by 三上元 at 12:31Comments(0)脱原発