2014年11月15日

ブログ307、飯舘村民の賠償申し立て

今朝の中日新聞は・…飯舘村民が村民の45パーセントに当たる2837人で賠償紛争センターに、賠償額の増額の申し立てに踏み切った…・と報じている。
その中に、村の生活が破壊された慰謝料・地域コミュニティの破壊に対する慰謝料・として、1人2000万円が挙げられている。私は、はっとして、私の、どう計算しても 原発は高い!のチラシを見た。そこには、故郷を捨てる見舞金として、1人300万円を設定していた。この金額の設定は、迷いに迷って、エイやあで低い設定にしたものだった。改めて、故郷を奪われた怒りの金額を考えて、原発再稼働を熟慮して頂きますようお願い申し上げます。電力会社の社長さん、故郷を捨てる見舞金は、いくら払ってくれるのですか?それを提示してから、原発の稼働を地元民に提案してください。そしてその保険に加入してください。感謝、三上元 拝。
  


Posted by 三上元 at 11:39Comments(36)脱原発

2014年11月12日

ブログ306、核廃棄物の最終処分場探しが本格化か

全国市長会・経済委員会に、資源エネルギー庁廃棄物対策室長が来て、原発の核廃棄物の最終処分場を本気で探しはじめている、と我々市長に伝えてくれた。
私は発言を求め、日本の中で探さなければならないのか、を聞いた。答弁は・…自国で最終処分場を造るという条約に日本は加入し、批准している。だから自国で探しています。・…であった。
もう1つ質問した、フィンランドでも1ヶ所では納まらないのに、もっと大量な廃棄物抱える日本が1ヶ所では納まる筈がないと思うが、疑問だが?
答弁は・…約3兆を予定し、1ヶ所で用地から地下施設の建設を考えている。…・でした。
私は国際条約から脱退してでも、地震がなく岩盤があって人口密度の低い、まさにモンゴルのような国で海に面した国を探すべきだと思う。日本に10万年地震が無いと推定できる場所があるとは思えない。これは原発推進派も反対派もない、既に存在する大量の核廃棄物をどこかで長期間保管しなければならないのが日本なのである。感謝、三上元 拝。
  


Posted by 三上元 at 20:23Comments(5)脱原発

2014年11月12日

ブログ305、原発の地元とは?

原発の地元とは?について、川勝平太静岡県知事につづいて三日月大造滋賀県知事と山田啓二京都府知事が30キロメートルだと表明していることを今朝の1面で東京新聞が伝えている。
川勝平太静岡県知事は、その同意が必要、とも明言している。川勝平太知事の発言が当たり前だと思うのだが、川勝平太知事が少数派とは、私は不思議でたまらない、金子みすず、でした。30キロメートル圏の市長と議会はもっと自分たちの権利を主張してください。私の湖西市は原発から60キロメートルだが地元そのものと主張して2年前の選挙を闘った。感謝、三上元 拝。
  


Posted by 三上元 at 11:15Comments(2)脱原発

2014年11月10日

ブログ304、浪江町の馬場町長と会見する

当市から浪江町に職員を派遣しているので、その激励に、全村避難の浪江町の役場がある二本松市を訪問した。浪江町は平成29年に帰郷するとの目標を立て、それまでにかくかくの準備中です。その後はこのような計画でふるさとを再建する予定です。とした復興まちづくり計画を冊子に美しくまとめている。一方、毎年、帰郷できるとなった時は、帰りますか、帰りませんか、迷っていますか、のアンケートを配っている。とうとう最近の調査では、帰らないが過半数を越えてしまった、特に若い人が帰らないと続々と決心しはじめている。遅くなるほど老人しか帰らないことになる、とても悲しい、と馬場町長はやるせない気持ちを伝えてくれた。浪江町は原発が存在する町の隣の町である。こんな実体を知りながら、原発が存在する1つの自治体の意見を聞くだけで十分だとする原発推進派の鹿児島県知事が居たことを歴史にしっかり記録しておきたい。感謝、三上元 拝。
  


Posted by 三上元 at 08:37Comments(5)脱原発

2014年11月08日

ブログ303、二人の知事は頼もしい!

薩摩川内原発の再稼働に鹿児島県知事が同意の記者会見をしたことを受け、川勝平太・静岡県知事は、静岡県は31キロメートル圏の意見を聞く、と発言。泉田裕彦・新潟県知事は、福島原発の検証と総括が終わらない限り、再稼働の議論はしない。東京電力に原発を運転する資格があるのかに疑問符だ。と頼もしいコメントが新聞に載っている。改めて訴えたい、損害賠償保険にも入らず、廃炉後の核廃棄物の保管場所もなく、保管コストの引き当て金もないなかで、原発は安上がりとウソをつく、もうそんなことはやめさせよう。感謝、三上元 拝。
  


Posted by 三上元 at 07:47Comments(3)脱原発

2014年11月07日

ブログ302、薩摩川内原発の再稼働に県知事が同意、を今日にも発表か?

鹿児島県知事は、地元の意見とは原発が存在する1つの市の意見で十分、という考えらしい。国は30キロメートル圏の住民に避難計画の策定を指導している。県知事は国の考えにも従わず、県議会の意向が示されたとして勝手に、再稼働に同意を国やマスコミに伝えるようだ。そして総理大臣がニコニコして、規制委員会が認め、地元の市と県知事が認めましたので稼働しますと記者会見する、という筋書きらしい。それを阻止するにはどうしたらいいか?何か行動しましょうではありませんか!周りの市町村も、函館市に学んで、差止め訴訟を検討して頂きたい!脱原発首長会議も何かを。それぞれの立場で考えて何か行動しましょう。感謝、三上元 拝。
  


Posted by 三上元 at 08:06Comments(4)脱原発