2022年09月30日

ブログ 816、三菱重工の次世代原発⁉️

三菱重工が次世代原発に最も近い位置にいる、と日経新聞は
9月29日、30日に連続記事を書いている。

1、既存の軽水炉をベースに改良するモノだから開発までの時間が短い。
2、出力は100万キロ級で、既存の原子炉と同規模。
3、テロ対策として地下構造にする。
4、格納容器の外壁を強靭にして破損確率を100分の1にする。
5、炉心溶融で核燃料が溶け出しても外部に漏れないようにする。
6、出力変更にかかる時間を、今の4分の1、17分にする。
 と報じている。

そこで、私のコメント。
1、6つの改良をする目標で着手する、に過ぎない。
  だからビッグニュースとは言えない。
2、改良型にするには、普通なら、今よりコストアップになる。
  今でも高コストの原発が、他の電源とコストで勝てる訳がない。
3、単発のテロ対策としては、今より向上するが、樋口英明・元裁判官
  の指摘する本格的戦争のミサイルを防御することは不可能。
  国防上のアキレス腱の対策にはならない。
4、使用済み核燃料の処分場が決まっていない我が国で、核のゴミを
  さらに増やすことに平気でいいのか?に答えていない。
以上の観点から
 原発へのこだわりを諦めて、自然エネルギーに、もっともっと
資金と頭脳を投入して、新築住宅に太陽光パネル設置を義務付ける
とか、省エネ住宅への補助金を充実することを願う。
感謝、三上元 拝。


  


Posted by 三上元 at 16:09Comments(1)脱原発

2022年09月17日

ブログ 815、映画・原発を止めた裁判長 を見た。

台風が近づいている9月17日10時から1時間半、名古屋まで行って
映画・原発を止めた裁判長そして原発を止める農家たち、を見た。

字幕が洗練されている、短い言葉で。
 地震大国日本においては原発に高度の耐震性が求められる。
 しかし 我が国の原発の耐震性は低い。
 よって原発の運転は許されない。

 原発敷地内に限っては強い地震は来ない、そんなこと
 あなたの理性は許せますか❓

旬報社から出ている 私が原発を止めた理由 なる本を
読んでんいる私は、映画の字幕と本の見出しの区別がついて
いないことを許してください。

そして3分の1は ソーラーシェアリングを実践している農家
の方々が これを普及することで原発を止められる と訴えている。

私が見た名古屋の映画館は60席、そこに16人しか来ていない。
終わったので私は拍手した。2人が続いて拍手してくれた。
普通の人に見て欲しい。11月には浜松でも予定されている。

皆様の近くのミニシアターに、上映してよ、と要望してください。
三上元 拝。  


Posted by 三上元 at 16:19Comments(0)脱原発