2011年05月24日
浜名湖西岸の湖西市長より、脱原発のメッセージ！
浜名湖西岸の湖西市長より、脱原発のメッセージ！
今災害を見て私は、市長として“脱原発”の運動をする決心をしました。
私は元々、原子力発電に反対で、国会議員の方々の何人かとも激論を戦わせてきましたが、彼等は、「万全の対策がとられており、大丈夫だ」と言っておりました。だがそうではありませんでした。
私の反対の理由は次のとおりです。
- 人間にはミスがあります。想定ミスも、操作ミスも。
- 10年前のアメリカでの9.11テロや大型飛行機の墜落の想定などされていません。
- 今や戦争はミサイル時代であり、標的にされる原発は国防上無くさなければなりません。
- 日本は地震大国、津波大国であり、神戸のような直下型地震と今回の様な津波対策をすべきなのにまったく対策が実行されていません。
- 使用ずみ核燃料の最終処分場はどの市町村からもきらわれて、500年以上の長期保管場所は決められず、どの原発も自分の敷地内に危険物をため込んで困っている状態です。
- 原発は安価ではありません。前述の5点の対策に万全にし、1炉500億円とか800億円と言われる廃炉コストを加え、事故発生時の補償コストを算入すれば、風力や太陽光よりも高価なものと計算されるはずです。
- 原発は環境破壊の元凶です。原発で生まれた熱エネルギーは3分の1しか電気に変換できません。捨てられる3分の2は海温を上昇させる地球温暖化の主要因となっているのです。
ではどのようにすればよいのか！液化天然ガスを中心に火力発電へ切り換え、太陽光などのクリーンエネルギーの比重を高めましょう。そして夏は2割節電するのです。夏の料金値上げは認めましょう。電力使用のピークである夏だけの問題なのですから。
以上、日本で最も地震の危険があるといわれる浜岡原発、その60km先の湖西市より！
Posted by 三上元 at 16:00│Comments(4)
│脱原発
この記事へのコメント
山形在住のにゃんころです。
5日、仙台で小出先生の講演会の会場で三上様の「脱原発のメッセージ」のチラシを頂きました。
市長の立場で、このようにしっかりした意志を表明された勇気に感謝しています。
私も「一秒でも早く原発全廃」を願い、微力ですが頑張ります。
5日、仙台で小出先生の講演会の会場で三上様の「脱原発のメッセージ」のチラシを頂きました。
市長の立場で、このようにしっかりした意志を表明された勇気に感謝しています。
私も「一秒でも早く原発全廃」を願い、微力ですが頑張ります。
Posted by にゃんころ at 2011年08月11日 11:04
私も全く同感です。
このような国難に当たり力強いリーダーシップが求められています。
過日三上市長のお話を聞きました。これからはこのように明確に発言される市長であって欲しいと市民誰もが思っています。
それに比べ我が袋井市長はとって回した言い方「評論家の分析みたい」な域を脱することが出来ません、明確に「浜岡廃炉を求める」と速く宣言すべきです。これが何より市民の心に安心を与えてくれるのです。
三上市長これからも頑張ってください。
このような国難に当たり力強いリーダーシップが求められています。
過日三上市長のお話を聞きました。これからはこのように明確に発言される市長であって欲しいと市民誰もが思っています。
それに比べ我が袋井市長はとって回した言い方「評論家の分析みたい」な域を脱することが出来ません、明確に「浜岡廃炉を求める」と速く宣言すべきです。これが何より市民の心に安心を与えてくれるのです。
三上市長これからも頑張ってください。
Posted by 山田 勝義 at 2011年10月03日 11:27
我が愛する湖西市は極めて小さな，一都市にすぎません。
しかし、山椒の実は小粒でもピリリと辛いのです。
我が湖西市も真の真心と、人間のあるべき姿を理想として、日本を代表し、世界をリードしてゆくような、壮大な夢を持った都市に成長して欲しいものであります。
頑張れ、湖西市・・・
頑張れ、湖西市民・・・
頑張れ、湖西市長・・・・・・・・・・・・・
しかし、山椒の実は小粒でもピリリと辛いのです。
我が湖西市も真の真心と、人間のあるべき姿を理想として、日本を代表し、世界をリードしてゆくような、壮大な夢を持った都市に成長して欲しいものであります。
頑張れ、湖西市・・・
頑張れ、湖西市民・・・
頑張れ、湖西市長・・・・・・・・・・・・・
Posted by ｇｕｓｉｎ at 2012年05月28日 05:51
山本太郎氏の当選良かったですね。
原発のコストが、廃炉費用、廃棄物管理費用等が含まれていないことを強く発言してください。
ご活躍をお祈りいたします。
原発のコストが、廃炉費用、廃棄物管理費用等が含まれていないことを強く発言してください。
ご活躍をお祈りいたします。
Posted by 奈良 at 2013年07月22日 10:28
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