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2020年10月01日

ブログ 752、原発事故訴訟、仙台高裁の英断・快挙‼️

昨日9月30日、フクシマ原発事故訴訟の2審で、仙台高裁の上田哲裁判長は、
国と東京電力の両方に責任がある、として10 億円の賠償を命じた。

2審の高裁の判決であることに大きな意義がある。
中日新聞に、17件の原発事故判決が列挙されているが、東京電力の責任はどの判決も認めているが、
国の責任を認めた判決は7件、国の責任はないという判決は6件、どれも1審地裁である。

2審の高裁が判決で、国の責任を認めたのは、今後の原発事故訴訟の大きな前例として影響を与える
ことは間違いない。英断・快挙と言うワケである。上田哲裁判長に感謝。

もう一つ
9月29日に、浜岡原発訴訟の第42回 口頭弁論を傍聴しての感想をお伝えしたい。

浜岡原発敷地内にあるAー17という活断層が極めて危険である、と原告が3年前に指摘したが、
その回答が被告の中部電力から未だにない。

これを原告が追及すると、被告側は、未だまとまっていないのでもう少しお待ちください、
と言う。裁判官が、早くしてください、に対して、分かりました、もう少しお待ちください、
と被告側が言う。

原告の弁護士が、裁判長から期限を示してください、と言うと、裁判長は〜〜
重要な問題なので期限までは付けませんが、早くしてください。〜〜である。

口頭弁論と進行協議の後、原告団と弁護士との意見交換会で私は
〜〜中部電力も裁判官も早く判決を出す気が無い、と感じました。9年、42回の口頭弁論
が行われておりながら、いつ判決が出るのかまるでわからない、理解できません。〜〜
と感想を述べた。

3人の弁護士さんが参加していたが、裁判官に早く判決を出そう、という気がないと
どうしようもないようだ。そのため9年もダラダラ続いている。これも行革の対象だ、
税金の無駄遣いだ、河野太郎行革担当大臣に伝えよう。
感謝、三上元 拝。





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