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2020年05月06日

ブログ 719、知ってますか?2つの緊急事態宣言が出ているのを!

ウイルス対策緊急事態宣言が出ていますが、もう一つの緊急事態宣言が続いているのです。
それは、原子力緊急事態宣言です。

相双の会・原発事故被害者の会・の会報96号が届いた。
そこには 怒りが込められていた。
〜〜法律では、原子力関係の仕事を職業とする人の被曝線量は5年間で100ミリシーベルト・年平均20ミリシーベルト、原子力施設周辺の一般人は年1ミリシーベルト以内、と決められている。
それを、緊急事態宣言により一般人を職業人並みに引き上げ、緊急事態宣言が終了していないので一般人の被曝線量を20ミリシーベルトの高さのままで良し、しているのである。
一方で安倍晋三総理は、アンダーコントロールの状態にある、と言っている。
アンダーコントロールであるなら、緊急事態宣言を終了させて、一般人の被曝線量を法律に従い年1ミリシーベルト以内にせよ。〜〜

と書かれている。
私は被曝線量基準、を検索した。〜〜
ICRP・国際放射線防護委員会のデータを基に今中哲二先生の解説によれば、
年間1ミリシーベルトを日本人全員が浴びると7150人程のガン死亡者が増加すると言う。
日本のガン死亡者数、を検索すると、2018年に373000人だ。2%ガン死亡者が増えるのである。
20ミリシーベルトまで緩めると10%〜20%〜40%gガン死亡者が増えるかもしれないのだ。

今、原子力緊急事態宣言を終了したなら、被曝線量基準を1ミリシーベルトにしなければならない。
故郷に戻ってはならない、となってしまう。あるいは、大きな賠償金を払ってけじめを付けないといけなくなる。だから緊急事態宣言を終了できない。緊急事態を続ける限りは年20ミリシーベルトまで一般人も良し、ということになる。

そんなバカな?被曝者の会の怒りを理解しましょう。
1年前に、小出裕章先生にお会いした時にも、その怒りをお聞きした。

もう一つ
我が湖西市は、営業自粛要請を5月6日で終了する。
湖西市は感染者がゼロのままである。しかし、旅行やイベント、大きな集会は自粛が続くであろう。
宿泊業界、飲食店、旅客業界、そして仕事しながら大学に通う人をどう救うのか、政府は提案して欲しい。財源は県や市にはない。1〜2%の人が得してもいい、と割り切って倒産や生活苦を救ってくれ。
2%のインフレを許し、500兆円の2%・10兆円の政府紙幣を発行すれば良い。
生き延びましょう。体調を万全にして〜〜。大自然に感謝、三上元 拝。




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