はまぞう › 自由人 三上 元の選択 › 脱原発 › 社会一般 › ブログ712、宮城県議会は言論の府か⁉️女川原発の県民投票条例で。

2020年03月07日

ブログ712、宮城県議会は言論の府か⁉️女川原発の県民投票条例で。

河北新報の伝えるところによれば
〜〜3月3日の宮城県議会本会議の冒頭で、女川原発の県民投票条例案が、提案説明もなしにいきなり採決され否決された〜〜という。

正規の手続きによって提案された議案が
1、提案説明なし
2、委員会への付託なし
3、質疑なし
4、賛成 反対の討論なし
でいきなり採決された、のである。

原発推進派の横暴である。それどころか、議会制民主主義の否定という暴挙ではないのか。

思えば、1939年の衆議院が斎藤隆夫を除名した 日本民主主義の汚点を思い出す。
1915年第1次大戦中に日本は中国に21ヶ条の要求、1931年満州事変、そして支那事変の最中に斎藤隆夫は、支那事変を批判した。
そして衆議院は斎藤隆夫を除名した。

しかし そんな大問題の演説でも、 演説は途中で中止にはならなかった。当時 軍を批判することは命がけであった。
宮城県議会は80年前の軍国主義派でも許した意見を述べる権利を許さなかったのである。

これを言論の府と言えるのか?いや、議会制民主主義の否定ではないのか?と私は怒りを抑えられない。

私は、提案説明をする予定であった佐々木光悦議員に激励の手紙を速達で送った。
原発の稼働には、県民投票をしようではありませんか。宮城県でも、静岡県でも。ヨーロッパ諸国はやっています。

もう一つ
今日の日経新聞に〜〜石炭火力 崩れる価格優位 〜〜という見出しを見た。
太陽光と風力の発電コストが石炭火力の発電コストを間も無く下回る。日本で新設断念の動き、とも書いている。
既に欧米では石炭火力の発電コストは自然エネルギーに比べて安くない、との試算も出回っている。
などなど、石炭火力発電派も原発推進派も、冷静に発電コストを勉強して欲しい。

原発の時代が終わり、石油、石炭の時代が終わり、天然ガスの時代が終わり、まもなく 自然エネルギーの時代が来る。
間違いない。日経新聞は、社説では書かないが、記事により、自然エネルギーの時代が来ることを伝えている。
感謝、三上元 拝。


同じカテゴリー(脱原発)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
ブログ712、宮城県議会は言論の府か⁉️女川原発の県民投票条例で。
    コメント(0)