自由人 三上 元の選択

文藝春秋5月号を買った。
見出しには〜〜息子は改竄を許せなかった〜〜そして文中に〜〜自らの命を絶ってまで、不正は許せない、という信念を曲げなかった息子を誇りに思う〜〜と父親が語っている。

悲しい自殺だが、正義感を持つ者にとっては、ウソをつくとか改竄することは許せない事だ。同僚が自殺する、という事件が周りの人に影響して、もうウソはやめよう、と何人もが本当のことを話し始め、財務省だけでなく、文部科学省も、防衛省も、愛媛県も本当のことを話し始めたようだ。

役人が、時の総理の意向だ、と伝えられると国民を裏切る行為をする。何人もがそれをして、少数の気骨のある役人は抵抗する。1人2人は自殺に追い込まれる。それを見て同僚達が、耐えられなくなりウソをばらし始める。

そして、時間が経つと忘れられて安倍政権は続いてゆく。総理案件と言えばムリが通る。これを民主主義の土台を崩す事件と言わずに何と言えばいいのか！
一強他弱が悪いのか、安倍政権が悪いのか！9月の自民党総裁選で総裁を変えよう。ある友達が〜〜安倍でなければ誰でもいい〜〜と。

経済産業省が作成しているエネルギー基本政策も、いい加減にしろ！と言いたい。
まだ2030年、自然エネルギーを主力電源と書いたのに、原発も重要電源と書いている。
日経新聞も、勝負あった、自然エネルギーの勝ち、と何度も何度も書いている。

農林水産省も、農地の上での太陽光発電・ソーラーシェアリングを推進して農家所得を上げよう、となかなか言わない。渋々、ソーラーシェアリングを認める程度の認識である。ソーラーシェアリングも5年以上ものデータがあり、農産物に悪影響は無い。

地方創生は、農家所得を高めること。それはソーラーシェアリングを推進すること。三上元拝。