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2017年03月20日

ブログ482、ロボットが福島第1原発の放射線量を測定した

ロボットが測定した1号機の放射線量は底から1メートルの水中で毎時1.5シーベルト、作業床上は毎時7.8シーベルト。人間が30分被曝すると死亡する恐れの値が7.8シーベルトである、と読売新聞が伝えている。2号機はそれより高い線量である。
このことは、人間が作業する事がこれから何十年も出来そうにない、というメッセージである。ロボットの性能の向上に期待する事が廃炉作業する上で大切になる事を伝えている。10年や20年では廃炉作業が終わらない事をロボットのカメラが伝えてくれたのである。
つい最近のJCER・日本経済研究センターが出した福島原発の事故収束までのコスト、除染、賠償、廃炉、防水壁工事などの総コストは22兆円の3倍を超え70兆円ではないか?という試算である。
これを保険料に乗せて原発のコストを出せば、どう計算しても原発は高い、という結論が出る。その事を1枚のチラシにまとめて配りまくった事を忘れないでくださいね。細川護煕さんと宇都宮健二さんが出た都知事選でも、昨年の新潟県知事選でも、このチラシがあちこちで配られたのでした。大島堅一先生の算出コストに私が保険料を乗せたものです。
電力自由化となれば、原発のコストでは火力発電にも風力発電にも太陽光発電にも勝てません。だからアメリカではスリーマイル島原発事故の後、申請はあるが完成した原発は無いのです。だからGE・ゼネラルエレクトリック社がいち早く手放すことにして、うっかり高値で買ったのが東芝だったのです。
原発は高い。自然エネルギーの流れを知って下さい。感謝、三上元 拝。


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この記事へのコメント
中高年技術者は北の工作員であります・・・

朝鮮総連には多数の工作員が潜伏しているのであります・・・
金正恩を早く始末しましょう・・・・・・・・・・・・・・
Posted by kuwabara at 2017年03月21日 18:09
チェルノブイリでは事故を起こした原子炉全体を石棺に閉じ込めて放射線が減衰するのを待っている。
最近は石棺が劣化したため石棺を保護する巨大なドームを新設したようだ。
これに比べるとロボット等の機材を開発して廃炉作業に取り組んでいる日本は立派である。
福島原発で開発した原子炉の事故対策技術や廃炉技術は今後、海外の原発の廃炉に活用して日本の外貨獲得に役立つだろう。
資源が乏しい日本では技術を海外に売ってしか生き残れない。
ところで福島のロボットは東芝も開発しているぞ。東芝が原子炉事業から撤退したら福島の事故処理も進まないし、日本に50基以上ある原子炉の保守作業や今後の廃炉作業もできない。
メガバンクやJALの経営破綻の時のように国費を投入しても東芝は守られるだろう。
Posted by 中高年技術者中高年技術者 at 2017年03月22日 00:00
中高年技術者は朝鮮総連の単なる北の工作員に過ぎないのであります・・・
共産党・おそるべしwwwwwwwwwwwwwwwwww
Posted by kuwabara at 2017年03月22日 05:23
日本共産党と中国共産党と北朝鮮共産党は裏でがっちり結ばれた3本の矢であります・・・
Posted by kuwabara at 2017年03月22日 05:29
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