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2015年04月15日

ブログ326、原発訴訟は新時代へ

今朝の新聞はどれも、高浜原発の稼働差止め、仮処分決定、である。仮処分決定は即時有効なので、高浜原発は当分動かせない。各新聞の社説の見出しが様々だ。
朝日新聞は、司法の警告に耳を傾けよ。読売新聞は、規制基準を否定した不合理判決。毎日新聞は、司法が発した重い警告。中日新聞は、国民を守る司法判断だ。日経新聞は、差止めは疑問多い。・…である。1面の紙面面積の何割をこの判決に費やしたかを比較してみた。日経新聞は2割、読売新聞は5割、朝日新聞と毎日新聞は7割、中日新聞は10割全ての記事がこの判決である。原発への思いの深さランキングである。
ドイツでは1980年代から司法は稼働を認めない判決を出している。
私は、事故後は稼働反対側に有利な判決が出て当然だ、と言い続けている。事故前は、稼働反対派が安全でないことを証明しなければならないので不利だった。しかし、事故後は稼働推進派が安全を証明しなければならないのである。
これからは裁判所の大多数が稼働差止めの判決をする新時代になったのだ。昨夜の酒は旨かった。樋口英明裁判長に感謝、三上元 拝。


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この記事へのコメント
三上市長へ

いつも拝読しております。

日本にもまだ「正義」はあるのかもしれない。

そう、勇気がわいた誇らしい「判決」だったと思います。

僕もブログで書きました。
http://privacy.hamazo.tv/e6053019.html

この「判決」が「スタンダード」になって欲しい、願っております。
Posted by トッティトッティ at 2015年04月15日 23:12
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