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2020年08月14日

ブログ 743、核ごみ処分場で大きな進展、寿都町が来月にも立候補か❓

今朝のビッグニュースは、北海道の寿都町・すっつちょうである。
中日新聞、東京新聞は大きな扱いである。
中日新聞は1面に地図入りで要点を書き、3面の 核心 という特集記事で詳しく書いている。

見出しには
〜〜核ごみ処分場調査、北海道寿都町が検討、来月中に応募判断〜〜
〜〜町長はたたかれる覚悟、調査で最大20億円〜〜
〜〜過疎の町、頼みの交付金〜〜

核ごみ処分場調査は
20年ほどをかけて
3段階の調査をする。1段目に文献調査・既存資料の分析で活断層などを調べる。
 2段目に概要調査・既存資料が正確なのかをボーリングして岩盤を調べる。
 3段目に精密調査・具体的な設計に落とす作業をする。

私が調べたら
〜〜2018年の寿都町の税収は2.4億円。国からもらう交付金が年19 億円。
 今年3月の人口は 2893人 年4〜50人が減っている。〜〜

私の推測だが
〜〜第1段階の調査で20億円ぐらいもらう。
 第2段目で70億円もらう。すると
 第3段目で100億円ぐらいもらえるだろう。20年の合計は200億円ぐらいになる。
 そして、工事が始まれば、今地方交付金を年19 億円もらっているところに年10億円程
 上乗せされる。
そんな計算をしているのであろう。

過去には、高知県東洋町が調査に立候補しようとして、町内で大論争になり、提案した町長は次の選挙に負けた、という事例がある。

片岡春雄町長は71歳であることから、次の選挙に負けるかもしれない、しかしここで勝負しよう、と決心したのだと、推測する。稼働する原発よりも危険性は少ない、すぐ近くに存在する泊町の原発よりもいい選択である。と考えているのであろう。

私は脱原発派だが、脱原発をめざす首長会議や原自連で、これに対して統一見解を正式に議論していない。意見が割れてしまうかもしれない。
一番いいのは、地震のない国が、日本の核ごみを年間何十億円かで、引き受けてくれるといいのだが〜〜寿都町のような国はないとは言い切れない、現にモンゴルと2011年より前には交渉していたのだから。と考えている私です。

そんな国がないなら、日本のどこかで10 万年保管しなければならないのだ。
今、国の正式見解は、全ての核ごみを1ヶ所に集める、としているが、私は1ヶ所では収まるはずがない、と思っている。

とにかく 核ごみ処分場で大きな進展があった。真剣に考えましょう。もし 寿都町で動き出したとしても、地震のない外国との交渉は続けるべきである。 感謝、三上元 拝。




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