自由人 三上 元の選択

いつもは政府批判を控えている日経新聞であるが、8月10日の社説で〜〜もう　我慢できない〜〜と政府に迫っているのを　気持ち良く聞いた。
　それはエネルギー政策のことである。以下社説の抜粋〜〜

現実を見てくれ
1、エネルギー環境の世界的な変化を感じてくれ。
　化石燃料からの脱却、という流れである。
2、エネルギー基本計画に書かれている2030年に原発のウェイト20％は、もはや不可能なことは誰でも解っている。

日本のここは改善したい。
1、日本の発電コストは、アメリカの2倍、ヨーロッパの1.5倍である。
2、日本のエネルギー自給率は9.6％で、OECD 35ヵ国中34位である。

たとえばの提案だが〜〜
　海外の安い太陽光発電の電気で、水を分解して水素を作り、水素を日本に運ぶプロジェクトの実現を急ぐべきではないのか。
〜〜以上が日経新聞社説の抜粋である。

私は、その水素を日本に運ぶプロジェクト、について5年ほど前にも聞いた。孫正義はそれを真剣に考えている、と。
しかし　残念ながらその後の進展を聞いたことがない。
日経新聞社説が、水素を日本に運ぶプロジェクトが必要、と書いたことで、進展を期待したい。

河野太郎さんが、次の自民党の総裁選に立候補したい、と発言した。自民党に100人は存在すると聞く党内脱原発派がいよいよ声を上げる時が近い気がする。

原発推進派から見ると〜〜日経新聞よお前もか？ブルータスか？〜〜なのかな？
自民党よ、目覚めよ！すると野党の存在意義が１つなくなってしまうけど〜〜？

官僚は優秀な人達ではないのだろうか？官僚は政治家を引っ張って行く気概を持って欲しい。
79年前のように、アメリカや世界中の動きへの読みを間違えないでくれ。
大自然に感謝、三上元 拝。