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2020年08月15日

ブログ 744、すっつちょう・寿都町 その後

寿都町の意思表示から直ぐに次の動きがあった。

先ず北海道知事が動いた。
副知事を寿都町に派遣して〜〜北海道には核ごみを引き受けない方針の条例が存在する。北海道の方針に逆らわないでほしい〜〜と説得したようだ。
 しかし町長は〜〜住民の意向を聞いてから前に進めたい〜〜と答えたらしい。

続いて、共同通信社が緊急アンケートを都道府県に行った。
16県がアンケートを拒否した。
23の道府県が受け入れに否定的な回答をした。
残りは無回答やどちらとも答えず、であった。

寿都町は住民の意向を聞いて、知事と対決する可能性があることがわかった。
住民の意向が真っ二つ、になるかもしれない。
これから1〜2ヵ月、寿都町から目が離せない。

共同通信社のアンケートを見ると、市町村または県が核ごみを引き受けない、と言えば国内での処分場が決まらない状況が続いてしまう。
その時は、今の原発に長期間保管することになる。
または、住民は反対し、国は強引に工事を開始する形、沖縄の辺野古基地のような泥沼化するかもしれないのである。

今、日本には、18ヶ所に57基の原発がある。24基は廃炉が決まっているが核ごみはそこに存在する。テロに狙われるかもしれない。戦争になれば、狙われて国土は汚染されてしまう。
これは、原発反対派にとっても、ただ、処分場反対、ではすまない。10 万年保管するのだ。

これに比べると、福島原発の汚染水は、100年間、大型タンクで保管すれば良いのだから、簡単だ。少しお金がかかるだけである。
 核ごみ処分場、悩ましい大きな問題である。
 原自連・幹事、脱原発をめざす首長会議・世話人、三上元 拝。



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この記事へのコメント
日本国内で放射性廃棄物を引き受ける他の市区町村は出てこないことが予想されます。

寿都町は、日本中にある全ての原発の放射性廃棄物を引き受ける覚悟があるのだろうか?
その場合、テロや戦争で水爆を落とされても大丈夫なほどの地中深くに埋めることってできるのか、できないなら一ヶ所にまとめたのをテロや戦争で狙われるととんでもない被害が出てしまいます。

一ヶ所にまとめずに、現在のまま分散して今の原発に長期間保管するほうが、テロや戦争で狙われたときの被害が少なくて済むと思うのは、間違いでしょうか?
Posted by テロで狙う原発 at 2020年08月15日 15:51
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