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2022年06月18日

ブログ 804、最高裁判決、到底納得しがたい。国に責任はないのか‼️

福島原発事故・避難者訴訟で最高裁は、東京電力の全責任である、国には責任がない、
と4人中3人の多数決で判決を下した。
中日新聞・東京新聞の社説は痛快である。その要点はーー
 仮に東京電力に対して対策を命じても事故は避けられなかった。だから国に責任はない。
この判断には到底納得しがたい。
 2004年にはインドネシア巨大地震で遠いインドの原発が運転不能になった。
 2006年には電力会社も参加させて津波対策を勉強している。
 2009年。実際に東京電力ではなく、日本原子力発電の東海第二原発では、
従来の2倍高さに盛り土をし、建屋の防水工事をして、被害から免れたのである。
 対策をしてもムダ、の論法を許すならば、地震の巣と呼ばれる日本列島の上で
原発を運転させること自体が犯罪的ではないだろうか。ーー
と社説は書いている。

原電・日本原子力発電は、2002年の地震の長期評価を受け、2006年に勉強会に
参加して、2009年に津波対策の工事をした。そして2年後の大地震に
危機一髪、事故にならなかった。

2011年当時、東海村村長・村上達也さんはーー原電があの工事をしたので
東海第二原発は事故にならなかった。東京電力と国はそれを横目で見ながら
何もしなかった。東京電力と国の罪は重い。ーーと私に呟いた。

最高裁の3人の多数派に言いたい。
 原電が、津波対策工事を行っていることを見ながら、国は何の命令も出さず、
東電は何の手直しもしなかった。故に両者とも同罪である。
ーーと判決をくだすべきだった。
原発ゼロ自然エネルギー推進静岡・議員の会 
代表 三上元 拝。

もう一つ
 小泉純一郎さんは80歳になかったので、講演はやめることになりました。
しかし、原発ゼロをめざす活動をやめたのではありません。
原発ゼロ自然エネルギー推進連盟・幹事、三上元 拝。


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