自由人 三上 元の選択

8月17日、青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場を見学して、核燃料再処理工場のPRセンターの人の話と反対する人の話を聞く機会に恵まれた。

六ヶ所村再処理工場には、そのPRセンターがある。何をする所かを、模型とパネルを使い美女が説明してくれた。その後、責任ある立場の人が、質問に答えてくれた。

私は〜〜原発1基が1年で出す放射能を この再処理工場は1日で出す、と聞きましたが〜〜と聞くと
〜〜はい、出す放射能をベクレルで測ると その通りですが、人間に影響を及ぼすシーベルトだとそれほどではありません〜〜などなど〜〜でした。

学者により、判断が難しい問題だということらしい。

青森市からバスでの道中、熱心に説明してくれたのは、山田清彦さん、核燃サイクル阻止訴訟原告団 事務局長だった。私のメモをお伝えしたい。

1、この再処理工場は着工から26年、トラブル続きですが、3年後の稼働を目指しているようです。

2、この2月の審査で 30ヶ所の指摘がありました。いつ合格するのか、多くの学者が疑問視している
こともお伝えしておきます。

3、合格すれば、トラブル事例集を地域に配るとのことです。

4、再処理に40年、後始末には100年と聞きました。

5、14兆円〜19兆円の総コストとか言われますが、電気料金に乗せられています。

私は両方の人の話を聞き、さらに原子力資料情報室の伴英幸さんの解説も聞き、もっともっとこの再処理工場をみんなに知って欲しい、原発は止めよう、に比べて再処理工場には、止めようの声が聞こえてこないではないか、と改めて感じた。

原発と同じく、危険で、高コストで、環境破壊のシロモノではないか？
再処理は、米英独がやめ、フランスも止めようとしている。山田清彦さんに続き私も〜〜再処理を止めよう〜〜の運動をもっともっと力を入れよう。河野太郎さんの原発反対もここがスタートでした。

注目してください、再処理工場・六ヶ所村を。感謝、三上元 拝。