自由人 三上 元の選択

日本経済新聞によれば〜〜
イギリスに本社があるウラン濃縮会社・ウレンコの大株主である英蘭両政府、独の電力会社などに対して、国際協力銀行を通じて買収交渉に入った〜〜という。
そこで３つのニュースを合わせて考えたい。
1、イギリスで建設されようとしている原発を日立製作所が受注するらしい。それに日本政府が全面的に支援する、〜〜既に報じられたとおり。
2、日米原子力協定が、1月15日に両政府から何の申し出も無いので、自動延長が決まった。これから毎年1月15日に自動延長が決まり、1年毎に更新されることになる。
日本政府はプルトニウムを自由に製造できる権利を得たのである。
3、そして今回の、ウラン濃縮会社の買収である。
この３つを合わせて考えると〜〜
日本は核兵器を、いつでも製造できる潜在能力を持った。〜〜ということになる。
これは自民党タカ派と呼ばれる議員連中の長年の願いだったようだ。
自民党の議員連中が、世界的な自然エネルギー推進の流れを感じていない訳がない。コストが高いことも解っていて核燃料サイクルを続ける。経営者連中も解っていない訳がない。
安倍晋三政権になって軍事費の増大が続いている。憲法の解釈を強引に曲げて、自衛隊の海外派兵の法律も通した。続いて憲法を変える準備である。軍事費は増やすが、攻撃されたら日本が亡びるであろう原発を守る事もせずに稼働は推進する。日本の右翼が、原発を守れ、又は原発を無くせ、となぜ叫ばないのか？
北朝鮮と中国の脅威をチャンスとして、平和を希求する日本から変質して、日米地位協定という治外法権を改定する努力もせず、対米従属路線に走る安倍晋三政権を、国民は良しとするのであろうか？この対米従属路線を右翼が許している事もだらしない。アメリカ、ファースト政権にいつまでも追従を続けるのか！
私は不思議でたまらない、金子みすゞ。三上元 拝。