自由人 三上 元の選択

女川町、石巻市、そして県知事が女川原発の再稼働に同意した。
知事は、苦渋の決断、なる言葉を繰り返した。と新聞記事が伝えている。

問題は事故が起きない対策はもちろん、もしもの事故の時、
どうしてくれるのか、に東北電力と国がどう答えたか、
それが判断の基準なのではないのか？

第1は逃げ方
道が狭いので、今の道では避難に5日間もかかる。その道路の改良がいつかは分かりません。
予算もまだまだ先です。〜〜だと。それなのに同意してしまうのですか？

第2は賠償をどうしてくれるのか
フクシマのように、森の除染はできません。自主避難した人には数年で家賃補助は
打ち切ります。数年いや数十年使えない土地なのに国も電力会社も、土地は買って
くれません。〜〜フクシマの賠償をめぐりあちこちで訴訟だらけ。その改善策など
全く示されていないのに、苦渋の同意をするのですか？
今朝、福島県のマツタケはまだ食べるレベルになっていない、のテレビを見た。

第3は知事の責任は?
もし事故だとなったら、知事が切腹するだけではお詫びにならない。
責任の取りようがない、のである。〜〜苦渋の決断ではなく、妥協の同意ではないか❗️

そんな中、自民党は、2050カーボンニュートラル実現推進本部、を立ち上げた。
　　その会合に出た電気事業連合会会長が、原発の再稼働、新設増設が必要、と
　　発言した。

原発の地元同意、再稼働、新増設、この流れを阻止したい。
原発ゼロ自然エネルギー推進連盟と脱原発をめざす首長会議は
来年の3月11日にフクシマ10 周年の、何かイベントを行う予定である。

今週末には、柏崎市長選挙がある。争点が原発のはず。
脱原発の市長が選ばれることを願う。三上元 拝。