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2020年08月22日

ブログ 746、六ヶ所村核燃料再処理工場の完成がまたまた延期、と発表。

日本原燃は、2021年の完成予定が1年遅れる、と発表した。
元々は1997年に完成予定だった。今回の延期は25回目の延期宣言という。

いい加減にしてくれ、諦めよう、と言いたい。
ここに昨年11月の雑誌・選択の巻頭インタビューに載っている田中俊一・原子力規制委員会前委員長
の発言を再び紹介したい。

〜〜日本の原子力政策は嘘だらけでやってきた。
最大の問題は 未だに核燃料サイクルに拘泥していること。
商業レベルで実用化できる可能性はなく、米、英、仏も断念している。

使用済み燃料の再処理もそんなことをやろうとしているのは日本だけだ。
多くの国では、当面は使用済み燃料を乾式容器に入れて原発敷地内に蓄積し、
いずれ直接処分する道をめざしている。〜〜
と書かれている。

東大をめざす受験生でも25回目も合格できないなら、諦めよう、
と周りの人達が助言すると思う。原子力の専門家である田中俊一先生をはじめ
多くの専門家が、諦めよう、と助言している。

文中に、〜〜商業レベルで実用化できる可能性はなく〜〜と書かれているが、
これはコスト的にばかばかしい高コストだ、という意味。

原子力政策の最大の問題、それはこの核燃料サイクル、なのです。
河野太郎さんは、この問題の勉強をして、原発反対派になったのです。
週刊誌で発言したように、脱原発 脱核燃料サイクル を掲げて
自民党の総裁選に、出ましょう。河野太郎さん、もう待てない。
感謝、三上元 拝。


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