自由人 三上 元の選択

この集いのゲスト講師に小出裕章先生がお越しになる。そこで私も日帰りで東京へ。

小出裕章先生は、難しい原発の話を素人に分かりやすく説明する第1人者である。今日もいい言葉をメモできた。

1、ロボットは被曝に弱い。
ロボットの頭脳・ICチップが放射線で変化していまう。このカイゼンがなかなかできない。

2、原子力マフィアMafia は今 被曝安全神話を作ろうとしている。
私は原子力ムラと言わず、原子力マフィアという言葉を使っています。犯罪組織だと思うからです。

1ミリシーベルトでなく20ミリシーベルトまで安全です。
福島で大量の小児甲状腺ガンが発見された、いや有意な数値ではありません。
自主避難者は 贅沢なことを言う人達である。
〜〜などなど、被曝安全神話を作ろうと必死になっています。

3、田尻宗昭さんの言葉
〜〜運動は数ではない。その中の1人が命がけでやることです。〜〜
田尻宗昭さんは公害Gメンと呼ばれ、四日市市の公害企業と闘った人です。

集いに参加した人達の言葉
〜〜福島原発 訴訟団の 武藤類子さんの怒り〜〜

9月19日、3時間半にわたり読み上げられた判決の中に
〜〜地震の長期評価を考慮して措置を講じたら原子力発電所の運転は不可能となる〜〜
とあります。原子力発電所を動かすためには地震の長期評価を無視する以外には道が無かった、だから無罪、というのです。ひどい判決文です。

たんぽぽ舎は、1986年のチェルノブイリ事故で決心した 2人の力で30年続いてきた、と知った。

放射線測定器 1台600万円に私財を投じた鈴木千津子さん、そして組織作り、チラシ作りに動きまくった柳田 真さんの2人である。今も共同代表である。月30万円の家賃を払うのにも苦労した、と。

田尻宗昭さんに学んで
命がけで反原発に人生を捧げている2人に続こう。感謝、三上元 拝。