自由人 三上 元の選択

4月30日18時45分から中野ゼロホールでスライドを使いながら、21時15分迄細身の広瀬さんの熱演を半年ぶりに聞いた。こんなにキケンなのですよ、解ってください、の叫びが伝わる熱演だった。
1.私が原発反対を表明したのは、1976年に作成された西ドイツの秘密報告書を知った時でした。1年後にその報告書がマスコミの報道するところとなり私も知ったのですが、核燃料工場が爆発すると西ドイツの半分の人が死ぬかもしれない、と言うのです。そして79年のスリーマイルアイランド事故です。
2.2008年6月14日の岩手宮城内陸地震は大きな意味があります。活断層が無いとされていた場所で大地震が発生したのです。4022ガルの記録はギネスに登録されました。日本には原発を作る所などない。最終処分地など決められる筈がない、ということです。
3.日本の記録にある最大の地震は、明治24年、1891年10月28日の濃尾地震です。美濃・尾張なので、身の終わり地震と言われました。マグニチュード8.0 死者7273人は人口密集地の阪神大震災より多い死者でした。上下6メートル、水平に8メートルのずれが記録されています。こんな地震に原発が耐えられますか。配管が破壊されてしまうでしょう。
4.キケンなのは原発だけではないのです。東海村と六ヶ所村の再処理工場の廃液がとんでもなくキケンなのです。地震やテロに狙われたなら大変です。もう満杯なのです。テロ



5.六ヶ所村に持ち込みできないので、次のキケンが生まれています。あちこちの原発のプールにどんどん溜まる使用済み核燃料の、ぎゅうぎゅう詰め作業が進められているのです。核爆発のキケンがあるので距離を置いて保管していますが、今までの基準の2倍もの核燃料を詰め込み始めました。これを原子力規制庁は認めると同時に隠していたのです。
などなど、本当は、丸1日話してもまだ話し足りない広瀬さんでした。さすが、元祖・脱原発、ミスター反原発の広瀬さんでした。
また、その会場で、河合弁護士と山本太郎さんに出会えた。2人とも、広瀬さんが良く勉強していることを知っているので参加したのでしょう。山本太郎さんには、湖西市で撮影した映画への出演ありがとうございました前湖西市長です、と挨拶した。河合弁護士とは8日にまた会う予定です。感謝、三上元 拝。