はまぞう › 自由人 三上 元の選択 › 脱原発 › ブログ61、北澤宏一東大名誉教授

2011年12月23日

ブログ61、北澤宏一東大名誉教授

科学技術振興機構の前理事長、北澤宏一先生が商工会の招きで湖西市に来てくれた。素晴らしい講演会だった。感謝。その私のメモだが〓
1、福島原発の事故調査委員会が3つある。政府、議会そして民間で、民間の委員会は私が委員長をしています。
2、世界の原発の平均年齢は26歳で40歳以上が21基もあります!日本の原発も続々と40歳になります。どうするか?大問題です。
3、マグニチュード6以上の大地震を地図に落とすと、この50年間、太平洋周辺ばかりです。ここに原発を作った国は日本と台湾だけです。欧州やアメリカは地震の無いところに作っています。
4、我々学者は原発を止めたらどれだけの投資をすればカバーできるか?のケーススタディをしました。当分毎年5兆の投資をすれば即 原発を無くせます!国民一人月6000円の電気代を8000円にする決心をすれば良いのです。20年後で良いなら、年3兆円です。今、日本は年25兆円の海外投資をしていますので やれないことはありません。
5、自然エネルギーに熱心でない国の代表は日本とロシアです。ロシアは石油もガスも豊富にあるから理解できますが、日本は疑問です!
〓私は質問した。原発の輸出はどうでしょうか〓回答〓自分の国はこれからは作らないが、輸出はするというのは、倫理的に許されるのか疑問です。〓質問、送電と発電の分離はいかがですか〓回答〓市長の意見に賛成です。分離がいいと思います。また、送電に今は交流方式ですが超伝導技術を送電に使えば、直流を考えるべきです。〓以上、超伝導の権威、北澤宏一先生でした。感謝。12月23日、三上元 拝。



同じカテゴリー(脱原発)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
ブログ61、北澤宏一東大名誉教授
    コメント(0)