ブログ 837、国旗 制定の歴史

三上元

2023年09月18日 10:27

今日は敬老の日、朝5時に起き、日の丸の旗を掲げた。
 10年以上前、三上さんは国旗を掲げるんだ、右翼なんだ、
と言う人がいた。私はびっくり‼️した。
 
 そこで今回は原発でなく 国旗制定の歴史を書きたい。
1853年にペリーが日本に来た、開国を迫ったのだが、同時に
助言したことが、
ーー日本の船にはナショナルフラッグが掲げられていない。
海賊船と推定され、他国の軍艦から攻撃されてしまう、
ーーでした。
 そこで幕府の幹部に論争が起きる。江戸幕府の幹部の多数派は
白地に黒の横一文字を主張し、島津斉彬など大名達は日の丸
を支持していたのです。
 その時には国旗と言うより、海賊船と間違われないようにつける
船の旗印を決める、ことから、海防参与・海軍の総責任者・徳川斉昭
に従うことになり、徳川斉昭は日の丸にしよう、と決心するのです。
 そして1854年、老中・阿部正弘が全国に、達 を布告しました。
日本総旗印は白地に日の丸とする、と。
 1860年には勝海舟が船長の咸臨丸が日の丸の旗を掲げてアメリカ
のサンフランシスコに、さらにニューヨークに到着し、アメリカ市民も
日の丸の旗を持って歓迎してくれたのです。
 1870年には明治政府もこれを追認します。これで国旗制定の歴史は
決着がつきました。

 私の友達に左翼の人もいます。1人はーー戦争に利用された日の丸は
変えるべきだ。ドイツも戦争に負けて国旗を変えたではないか。ーー
と言うので、調べてみると、ドイツはヒトラーが政権を握って国旗を
鉤十字に変えたのです。敗戦でドイツは元の国旗に戻しました。
 検索すれば、明治政府が1870年に日の丸を国旗と定めた、とだけ
書いてあるモノもあります。

 この国旗制定の歴史は 境野勝悟著 日本のこころの教育 に
書かれています。アメリカの教科書には アメリカの国旗制定の歴史が
詳しく書かれていますが、日本の教科書には、全く書かれていません。
 私は自分を右翼だとは思いませんが、祝日には日の丸の旗を掲げる
ことにしています。

 大自然に感謝、三上元 拝。



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