北海道泊原発の南にある寿都町・すっつちょうの片岡春雄町長は、記者の取材に対し〜〜
8日の議員全員協議会・正式な議会ではなく話し合いの場で、3段階の1段階目の応募をすると
決意表明をする。もし反対が多数でも町長の権限である。〜〜と述べたようだ。
第2段階では北海道知事の意見を聞く事になっているので、今の知事は反対する意向を表明している。
何年後かわからないので、知事の気が変わるかもしれないし、4年後か8年後の知事は変わっているかもしれない。
第2段階で、断念することになっても、20億円近い交付金が寿都町に与えられる。
それでもいいではないか?と町長は議員に対して、意思表示するらしい。
一方、反対派は、人口2800人だが、反対署名は800人を超えている。すると次は
解職請求・リコールの署名集めに発展する。 2800人が2分する対立となってしまう。
市長を経験した私としては、そこまでする町長の気持ちを推定すると〜〜
1、20億円を貰った実績を歴史に刻んで置きたい。
2、地方財政危機の実状を多くの方々に知ってもらいたい。
3、悪評か高評価かは、100年後の人達が決める事、いずれにしても自分の
固い決意の元に行動する。
〜〜以上3つの事が頭に浮かんだ。
もう1つ
日本学術会議の推薦する会員の6人を菅義偉総理が削除した事件。
安倍晋三でもやらなかったことを菅義偉はやったのだ。
本性が見えた。自民党に逆らうと、こうなるからな、と知らしめた。
数人は気に入らないが認めよう、という度量はこの人にはない。それがわかった。
法律の権限を行使しただけだ。日本学術会議の会員は公務員の地位である。
だから総理大臣が任命する。前例を破っただけだ。と言いたいのだろう。
そこで、世界の学術会議を調べて見た。
欧米諸国の学術会議の会員は、国が公務員にするのではない。
NGOなので役員選定は自分の組織が決める。イギリスでは会員は1ポンド・13500円の年会費を払っている。
国からの支援・補助金はあるようだが。
日本学術会議も独立せよ。そうすれば会員も役員も自分で決める事ができる。
感謝、三上元 拝。